ラベンダースティックの魅力と作り方|香りを閉じ込めた優雅な手仕事の世界
ラベンダーの香りに癒やされた経験はありませんか?その優雅で清潔感のある香りは、昔から多くの人々に愛されてきました。そんなラベンダーの魅力を、より長く・美しく・実用的に楽しめるアイテムが「ラベンダースティック」です。
本記事では、「ラベンダースティックとは何か」から始まり、作り方や使い方、保存方法、香りの効果、そして虫除けとしての活用法まで、ラベンダースティックの世界を深掘りしてご紹介します。自然の恵みを活かした手作りの楽しさを、ぜひあなたも体験してみませんか?
ラベンダースティックとは?|香りと美を束ねた伝統工芸
ラベンダースティックは、ラベンダーの花をリボンで編み込んで作るヨーロッパ伝統のハーブクラフトです。特にフランスのプロヴァンス地方では、昔から衣類の虫除けや部屋の香りづけとして広く使われてきました。
見た目は可憐な小さなバトンのような形。花の部分をリボンでしっかり編み込むことで、ドライラベンダーがぽろぽろ落ちず、香りを長く保てるのが特徴です。ラベンダースティックは、インテリアやプレゼントにもぴったりなアイテムとして、近年日本でも人気が高まっています。
ラベンダースティックの作り方|初心者でもできる丁寧な手順
## ラベンダースティックを作る前に|準備するもの
ラベンダースティック作りに必要な材料は、とてもシンプルです。
必要な材料
* ラベンダー(生花) 13~15本ほどが理想。できるだけ茎が長くしなやかなものを。
* リボン(幅5~7mm) 約1.5~2mほど。好みの色や素材を選びましょう。
* ハサミ 茎やリボンのカットに使用。
* クリップ(あると便利) 編み込みの仮留めに使用可。
ラベンダーはいつ収穫するのがベスト?
開花から2〜3日以内の、花がしっかり咲いた直後が最適。あまり咲きすぎると花が散りやすくなり、作業が難しくなります。朝露が乾いた午前中に収穫すると、より香りが強く残ります。
ラベンダースティックの作り方|基本の手順
それでは、実際の作り方をステップごとに紹介していきます。
Step1:ラベンダーを束ねてリボンを結ぶ
ラベンダーの花の長さが揃うように束ね、花のすぐ下をリボンでしっかり結びます。
リボンの片方は長く残しておき、もう片方は短めにカットしましょう。この長いリボンで編んでいきます。
Step2:茎を折り曲げて花を包む
結び目を中心に、茎を1本ずつ優しく折り曲げて、ラベンダーの花を覆うように倒します。
このとき茎が折れないよう、力を入れすぎず丁寧に行うのがポイント。
Step3:リボンで編み込んでいく
茎の1本ずつを交互にすくいながら、リボンをぐるぐると編み込んでいきます。
編み目は「茎1本飛ばし」で、表裏を交互に通すイメージ。きつすぎず、緩すぎずが理想です。
Step4:花が隠れたらリボンを巻きつけて仕上げ
花全体がリボンで包まれたら、そのまま茎に沿ってリボンをぐるぐると下まで巻きつけていきます。
最後はリボンを結ぶか、リボンの端を茎に巻きつけて固定して完成です!
ラベンダースティックの使い方|香りとともに暮らしを彩る
衣類の防虫・香り付けに
タンスやクローゼットの中にそっと入れておくだけで、自然な虫除けと心地よい香りが広がります。
ベッドサイドや玄関に
枕元や玄関先に置いておけば、リラックス効果のある香りに包まれます。夜の安眠にも役立ちます。
プレゼントやお土産に
ラッピングすれば、手作りの贈り物としても大変喜ばれます。見た目も華やかで、女性へのちょっとしたプレゼントにも最適です。
アロマディフューザー代わりに
精油を使わずとも自然な香りが楽しめるため、電気を使わない芳香剤としてもエコで便利です。
ラベンダースティックの保存方法|香りを長持ちさせるコツ
ラベンダースティックの香りを長く楽しむためには、以下のような保存方法がおすすめです。
1. 直射日光を避ける
紫外線に弱いため、窓際ではなく棚や引き出しに保管するのが理想です。
2. 湿気を避ける
高温多湿な場所では、カビが発生することも。風通しの良い場所に置きましょう。
3. 密閉容器で保管
複数本作った場合は、ジップロックなどに入れておけば香りが逃げず、次に使うときもフレッシュです。
4. 香りが弱まったら…
リボンを少し揉んでみましょう。花の中に残った香り成分が再び広がります。
ラベンダースティックの虫除け効果|化学薬品を使わないナチュラルな方法
ラベンダーに含まれる「リナロール」や「酢酸リナリル」といった成分には、蚊や衣類害虫(特にユスリカやヒメカツオブシムシ)を避ける効果があるとされています。
市販の防虫剤に頼らず、ナチュラルな方法で害虫を防ぎたい方にぴったりの選択肢です。特に赤ちゃんやペットのいる家庭でも安心して使えるのが嬉しいポイントです。
ドライラベンダーとの違いは?|ラベンダースティックならではのメリット
一般的なドライラベンダーは、時間とともに花が落ちたり香りが飛びやすいという難点があります。一方、ラベンダースティックはリボンで包み込むことで以下のようなメリットがあります。
- 花が落ちない
- 香りが長持ちする
- 手に持って香りを楽しめる
- 見た目が美しい
まさに「実用性」と「美しさ」を兼ね備えた、ラベンダー愛好家にはたまらないアイテムです。
ラベンダースティックを贈る意味と魅力|気持ちを香りで届ける
ラベンダーには「あなたを待っています」「優しさ」などの花言葉があります。手作りのラベンダースティックにその想いを込めて贈れば、きっと相手にも温かく伝わるはず。
母の日や誕生日、ちょっとしたお礼にもぴったり。香りと手仕事の温もりが、記憶に残るギフトになります。
ラベンダースティックについてよくある質問(Q&A)
ラベンダーはどこで手に入るの
ラベンダーの開花時期は6〜7月ごろ。この時期になると、園芸店やフラワーマーケット、直売所、観光農園などでフレッシュなラベンダーを手に入れることができます。特に地元のラベンダー農園では、収穫体験などのイベントが開催されることもあり、新鮮なラベンダーを自分で摘み取ることも可能です。また、自宅のベランダや庭で育てている方も多く、育てやすいハーブのひとつとして人気があります。
リボンは何を使えばいいの?
ラベンダースティックを作る際のリボンは、基本的に好みのものを選んで問題ありません。色や柄のバリエーションで個性を出すのも楽しみのひとつです。ただし、使いやすさを考えると、幅が5〜7mm程度のリボンがおすすめです。このくらいの幅であれば、編み込みやすく、見た目の仕上がりもきれいになります。素材としては、光沢が美しいサテンリボンや、透け感のあるオーガンジーリボンが定番です。
香りがなくなったときはどうする?
ラベンダースティックは、時間とともに香りが薄れていきます。香りが弱くなってきたと感じたら、手で軽く揉んでみましょう。リボンに包まれた花の中に残っている香り成分が再び広がり、ふんわりとした香りを取り戻せます。それでも香りが完全になくなってしまった場合は、自然素材としてそのまま処分するか、リボンだけを取り外して他のクラフトに再利用するのもひとつの方法です。
乾燥ラベンダーでもラベンダースティックは作れるの?
ラベンダースティックは、基本的にはフレッシュなラベンダーを使って作るのが最適です。というのも、乾燥した茎はとても折れやすく、リボンで編み込むときにポキッと折れてしまうことが多いからです。ただし、どうしても乾燥ラベンダーで作りたい場合は、霧吹きで軽く水分を与えて茎を柔らかくしてから作業すると、比較的扱いやすくなります。とはいえ、失敗しにくく仕上がりもきれいなのは、やはり収穫後すぐのラベンダーを使うことです。

まとめ|ラベンダースティックで日常に香りの癒やしを
ラベンダースティックは、作る工程そのものが「癒しの時間」。香りに包まれながら手を動かし、自分だけのオリジナルアイテムを仕上げる喜びは格別です。
香りを生活に取り入れたい方、プレゼントに気持ちを添えたい方、自然派の虫除けを探している方に、ぜひおすすめしたいクラフトです。
あなたもラベンダースティックで、自然の恵みと手作りの魅力を感じてみませんか?
