ラベンダー種まきと種類を徹底解説!初心者でも成功する育て方のコツ
ラベンダーはその美しい花姿と爽やかな香りから、多くの人に愛されているハーブのひとつです。庭に植えて香りを楽しむのはもちろん、乾燥させてポプリやサシェにも活用できます。そんなラベンダーを一から育ててみたいと思っている方に向けて、今回は「ラベンダー種まき」と「種類」に焦点を当て、成功のための基本から応用まで詳しくご紹介します。
ラベンダーの魅力と基本情報
ラベンダーはシソ科の多年草で、地中海沿岸を原産とするハーブです。日本では観賞用、香料用、ドライフラワーやアロマオイルの材料として幅広く利用されています。種類によって耐寒性や耐暑性が異なり、栽培環境に応じた選び方が重要になります。
ラベンダーの主な種類と特徴
ラベンダーには多くの種類がありますが、家庭栽培や園芸に適した代表的な品種を紹介します。
1. イングリッシュラベンダー(真正ラベンダー)
- 学名:Lavandula angustifolia
- 特徴:香りが最も良く、ポプリやアロマ用途に人気
- 耐寒性:強い(-15℃程度まで)
- 花期:6〜7月
- 種まき適期:秋または春
もっともポピュラーな品種で、日本でも多く流通しています。寒さに強く、北海道などの寒冷地でも栽培可能です。
2. フレンチラベンダー(ストエカス系)
- 学名:Lavandula stoechas
- 特徴:特徴的なウサギの耳のような花穂
- 耐寒性:やや弱い(-5℃程度)
- 花期:4〜6月
- 種まき適期:春
見た目が個性的で、観賞用として人気。香りはイングリッシュより控えめですが、花色が豊富です。
3. ラバンディンラベンダー
- 学名:Lavandula x intermedia
- 特徴:イングリッシュとスパイクラベンダーの交雑種
- 耐寒性:中程度(-10℃程度)
- 花期:7〜8月
- 種まき:基本的に挿し木が主流
種よりも挿し木で増やすことが多いですが、香りが強く、精油用途にも用いられます。
ラベンダーの種まきに適した時期はいつ?
ラベンダーは温暖な気候を好む植物ですが、発芽には冷涼な気温が必要です。適期を外すと発芽しにくくなるため、以下のようなスケジュールで行うのが理想です。
春まき
- 時期:3月下旬〜5月中旬
- 特徴:気温が安定し、発芽しやすい
- 注意点:梅雨や夏の高温多湿に弱いため、風通しの良い環境を確保
秋まき
- 時期:9月下旬〜10月中旬
- 特徴:発芽後は小さいまま冬越しし、春に元気に成長
- 注意点:寒冷地では凍結対策が必要
ラベンダーの種まき方法|ポットまきと地植えの違い
ラベンダーの種は非常に小さく、発芽率もやや低めです。しっかりとした管理ができる「ポットまき」が初心者にはおすすめです。
ポットまきの手順
- 種まき用土または清潔な培養土をポットに入れる
- 種をばらまきにし、軽く覆土(1mm程度)
- 霧吹きなどで優しく水やり
- 発芽までは乾かさないよう管理
- 発芽まで7〜21日程度(温度15〜20℃)
地植えの場合の注意点
- 雑草に負けやすい
- 発芽の管理が難しい
- 日当たりと水はけの良い場所を選ぶ
発芽後の管理と育て方
ラベンダーは発芽後の管理が成功の鍵を握ります。以下の点に注意しましょう。
日当たり
- 一日中日光が当たる場所が理想
- 半日陰では香りも弱く、花つきも悪化
水やり
- 土の表面が乾いてからたっぷりと
- 過湿は根腐れの原因になるので注意
風通し
- 高温多湿が苦手なため、風通しを良くする
- 間引きをこまめに行い、蒸れを防ぐ
肥料
- 肥料は控えめに(与えすぎると徒長しやすい)
- 春と秋に緩効性肥料を少量与える程度で十分
地植えにするタイミングとコツ
ラベンダーの苗がある程度育ったら、地植えにすると株がしっかりします。
植え付け時期
- 春:4〜5月
- 秋:10月中旬までに
植える場所の条件
- 水はけの良い砂質土壌が理想
- 土壌改良に腐葉土やパーライトを混ぜるのも有効
- 植え穴には石などで排水層をつくるとよい
ラベンダーを種から育てるメリットとデメリット
メリット
- コストが安い(種は苗よりも安価)
- 好みの品種を選べる
- 育てる楽しさが増す
デメリット
- 発芽率がやや低い
- 開花まで1〜2年かかる場合も
- 管理に慣れが必要
初心者でもうまくいくように、まずは「イングリッシュラベンダー」から始めるのがおすすめです。
ラベンダーの品種選びで失敗しないためのポイント
- 気候に合った品種を選ぶ
- 寒冷地ならイングリッシュ
- 暖地ならフレンチやラバンディン
- 利用目的を明確にする
- 香りを楽しみたい → イングリッシュ
- 観賞重視 → フレンチや珍しい品種
- 栽培経験が浅い場合は、苗から始めてもOK
ラベンダー種まき、種類についてよくある質問(Q&A)
ラベンダーの種はどこで購入できるの?
ラベンダーの種は、園芸店やホームセンターなどの実店舗のほか、Amazonや楽天といったオンラインショップでも購入可能です。品種や原産地によって発芽率や栽培のしやすさが変わるため、購入前には必ずラベルや説明をよく確認するようにしましょう。初めての方は「イングリッシュラベンダー」など、育てやすい品種から始めるのがおすすめです。
種から育てたラベンダーはいつごろ花が咲くの?
ラベンダーの開花時期は、品種や栽培環境によって異なります。イングリッシュラベンダーの場合は、種をまいた翌年の初夏(6月〜7月頃)に花が咲くことが一般的です。一方、フレンチラベンダーのように成長が早い品種であれば、その年の春〜初夏には花を楽しめる場合もあります。早く花を見たい方は、フレンチ系や苗からの栽培も検討してみましょう。
ラベンダーはどうやって冬越しさせればよいの?
ラベンダーは寒さに強い品種もありますが、寒冷地では霜や凍結のリスクがあるため注意が必要です。地植えの場合は株元をワラや腐葉土で覆ったり、不織布をかけて防寒対策を行いましょう。ポットで育てている場合は、冬の間だけ屋内の明るく涼しい場所に移動させるのも効果的です。特に苗がまだ小さいうちは、冷え込みに十分配慮して管理することが大切です。
Q. 種まき後に発芽しないのはなぜ?
A. 考えられる原因は以下の通りです:
- 種が古くなっている
- 土が乾きすぎた
- 気温が高すぎ・低すぎた
- 覆土が厚すぎる
1つ1つの要因を見直してみてください。

まとめ|ラベンダーを種から育てて、香り豊かなガーデンライフを
ラベンダーの種まきはやや難易度が高いと思われがちですが、ポイントを押さえれば初心者でも育てられます。適した品種選び、まきどき、環境づくりをしっかり行えば、次の夏には素敵なラベンダーの花が咲き誇るはずです。ぜひ、今年はラベンダーの種からの栽培にチャレンジしてみてください。

