ミョウガの茎は食べられる?意外と知らない茎の魅力と活用法を徹底解説!
薬味として人気の高い「ミョウガ」。独特の香りとシャキッとした食感は、そうめんや冷ややっこ、味噌汁のアクセントとしてもおなじみです。多くの方がミョウガと聞くと、花穂(はなほ)と呼ばれる“つぼみ部分”を思い浮かべるかもしれませんが、実は「茎」も注目に値する存在だということをご存じでしょうか?
この記事では、「ミョウガ 茎」をキーワードに、ミョウガの茎の正体・食べられるかどうか・味や調理方法・栽培時の注意点などを詳しく解説します。
ミョウガの「茎」ってどの部分?
まずは、「ミョウガの茎」と言われる部分がどこなのかを正しく理解しましょう。
実は、ミョウガの地上部に見える“茎”は、厳密には葉鞘(ようしょう)と呼ばれる構造で、葉の根元が筒状に重なったものです。そのため、植物学的には「偽茎(ぎけい)」とも言われます。見た目は茎そのものですが、実は葉の一部にあたります。
この部分は成長すると1メートル近くまで伸び、夏の終わりごろにはその根元から、私たちがよく知るミョウガのつぼみ(花穂)が顔を出します。
ミョウガの茎は食べられるの?
答えは「はい」。ただしタイミングと部位に注意!
ミョウガの茎(葉鞘部分)は、若いものに限って食用可能です。新芽として出てきたばかりの柔らかい茎は、アクも少なく、ほんのりとしたミョウガ特有の香りを持ち、炒め物や漬物にして美味しくいただけます。
一方、ある程度成長して固くなってしまった茎は繊維質が強く、食べにくいため食用にはあまり向きません。また、苦味やえぐみが出やすいため、調理には工夫が必要です。
ミョウガの茎の味と食感は?
若い茎は、シャキッとした歯ごたえがあり、ほんのりミョウガの風味が漂います。花穂ほどの強い香りはありませんが、その分料理との相性もよく、炒め物や浅漬けにすると程よいアクセントになります。
味は少し辛味と苦味を含むこともありますが、茹でたり塩もみしたりすることでマイルドになります。

ミョウガの茎を使ったおすすめレシピ
1. ミョウガの茎の浅漬け
【材料】
- 若いミョウガの茎:5本ほど
- 塩:少々
- だし醤油:適量
- 酢(好みで):少々
【作り方】
- ミョウガの茎をよく洗い、繊維に沿って斜め薄切りにします。
- 塩をふって軽く揉み、10分ほど置いて水気を絞ります。
- だし醤油と酢を加えて混ぜ、冷蔵庫で1〜2時間漬ければ完成。
→さっぱりとした味わいで、ご飯のお供やお酒のつまみにもぴったりです。
2. ミョウガの茎と豚肉の炒め物
【材料】
- 若いミョウガの茎:3〜4本
- 豚こま肉:100g
- 醤油・みりん・酒:各大さじ1
- ごま油:少々
【作り方】
- ミョウガの茎は斜めにカットし、豚肉は一口大に切っておく。
- フライパンにごま油を熱し、豚肉を炒める。
- 肉の色が変わったらミョウガの茎を加え、調味料で味付け。
- さっと炒め合わせたら完成。
→香味野菜としての風味が料理を引き立て、暑い時期にも食が進みます。
茎を収穫する際の注意点
ミョウガは多年草で、地下茎を伸ばしながら成長します。そのため、「茎を取りすぎると花穂が育たなくなる」可能性があります。特に収穫のしすぎは株を弱らせる原因にもなるので、若い茎を少量ずつ収穫するのがポイントです。
また、茎が固くなってしまった場合でも、細かく刻んで天ぷら衣に混ぜたり、スープの香味付けに使ったりと、活用方法は工夫次第です。
自宅栽培派におすすめ!ミョウガの茎を美味しく育てるコツ
家庭菜園でミョウガを育てている方にとって、茎の管理は大切なポイントです。以下の点を意識すると、柔らかく香りの良い茎を育てることができます。
・半日陰で育てるのが基本
ミョウガは直射日光に弱いため、日陰や半日陰での栽培が最適です。特に茎を柔らかく育てたい場合は、夏場は遮光ネットなどで日差しを調整すると良いでしょう。
・肥料は控えめに
過剰な肥料は、茎が過剰に伸びてしまい、固くなりやすい傾向があります。基本は控えめに、追肥も月1回程度で十分です。
・乾燥に注意して水やりを
地上部は一見丈夫ですが、地下茎の乾燥には弱いミョウガ。土が乾きすぎると茎が細くなり、花穂も付きにくくなります。夏場はこまめな水やりを心がけましょう。
ミョウガの茎はどこで手に入る?スーパーで見かけない理由
ミョウガの茎については、スーパーではあまり見かけることがありません。というのも、茎の部分は一般的に出回ることが少なく、多くの場合は家庭菜園で栽培したものや、農家直送の野菜セットなどで手に入る程度です。そのため、市場で見かける機会は非常に限られています。
もしミョウガの茎を保存したい場合は、冷凍することも可能です。ただし、生のまま冷凍すると、解凍後に食感が著しく落ちてしまうため、あらかじめ軽く茹でてから刻み、保存袋に入れて冷凍するのがベストです。こうすれば、炒め物や汁物などにそのまま加えても風味を損なわずに活用できます。
また、茎を調理する際には下処理にもひと工夫が必要です。柔らかい若い茎であれば、水で軽く洗うだけでそのまま使えますが、やや成長して固くなった茎の場合は、繊維質が気になることもあります。その際は、皮を薄くむいたり、下茹ですることで食べやすくなり、料理に取り入れやすくなります。


まとめ|ミョウガの茎も立派な食材!香りと食感を楽しもう
「ミョウガ 茎」というと、これまであまり注目されてこなかった存在かもしれません。しかし、若い茎は香り・食感ともに素晴らしく、料理のバリエーションを広げてくれる優秀な食材です。
家庭菜園でミョウガを育てている方は、ぜひ花穂だけでなく茎の魅力にも目を向けてみてください。季節の恵みをまるごと活かす知恵として、茎も無駄なく活用できるようになれば、より豊かな食生活につながります。

