ご飯がすすむ!しその実の塩漬けの魅力と活用法|香りと食感を楽しむ伝統保存食
家庭菜園でしそを育てていると、夏の終わりから秋にかけて穂じそができ、花が咲いたあとに小さな実がついてきます。このしその実こそ、季節の恵みを閉じ込めた保存食「しその実の塩漬け」の材料です。
しその香りとプチプチとした食感が魅力のこの塩漬けは、ご飯のお供にはもちろん、パスタや炒め物のアクセント、薬味としても大活躍。しかも、冷蔵・冷凍保存も可能で、長く楽しめる万能常備菜でもあります。
この記事では、しその実の塩漬けの作り方や保存方法、活用レシピ、さらには家庭菜園での収穫タイミングまでを徹底解説。旬の味覚を無駄なく美味しく取り入れるためについて紹介しています。しその実が手に入ったら、ぜひ手作り塩漬けに挑戦してみてください。
はじめに|「しその実の塩漬け」ってどんな食材?
しその実の塩漬けは、日本の伝統的な保存食の一つ。しその花が終わった後にできる実(種になる前の若い実)を収穫し、塩漬けにして保存することで、香り高くプチプチとした食感が楽しめる逸品です。
「ご飯のお供」としてはもちろんのこと、調味料代わりの薬味としても重宝され、最近では家庭菜園で育てたしそから手作りする人も増えてきました。今回は、しその実の塩漬けの基本から活用レシピ、保存方法まで、ご紹介します。
しその実ってどの部分?
花の終わりに実る“香りの宝石”
「しその実」とは、しそ(紫蘇)の花が咲いたあとにできる、まだ若い種の部分。赤じそ・青じそどちらの品種にも実がつきますが、一般的には青じその実を使うことが多いです。
実は熟しすぎると硬くなって食感が悪くなるため、花が枯れ始めた直後のプチッとした実を摘み取るのがポイントです。このタイミングで収穫すれば、香りも良く、口当たりも最高。
しその実の塩漬けの魅力とは?
1. プチプチ食感と独特な香り
塩漬けにしたしその実は、ご飯に混ぜれば食感のアクセントになり、お茶漬けやおにぎりにもぴったり。しその爽やかな香りと塩気が絶妙で、シンプルな料理も格段に美味しくなります。
2. 常備菜・保存食として優秀
塩漬けにしておけば、冷蔵庫で数ヶ月保存できるため、長期保存に適した常備菜としても活躍します。家庭菜園でしそを育てている人なら、花が終わったあとの副産物として無駄なく活用可能。
3. アレンジ自在の万能食材
塩抜きをすれば、パスタや炒め物、和え物、佃煮など様々な料理に応用できます。冷蔵庫に常備しておくと、ちょっとした料理のアクセントに便利です。
【基本の作り方】しその実の塩漬けレシピ
材料(作りやすい分量)
- しその実(穂じそ):適量(100g程度)
- 粗塩:実の重量の10〜15%
- 水:適量
作り方の手順
- しその実の準備
穂じそを水で洗い、清潔なキッチンペーパーで水気をよく拭き取ります。 - 実をしごき取る
穂じそからしごいて実だけを取り出します。竹串や指先を使うとやりやすいです。 - 下茹でしてアク抜き
熱湯で10〜20秒ほどさっと茹で、すぐに冷水にとります。こうすることでアクが抜けて色も鮮やかに。 - 水気を切る
ザルに上げてしっかりと水気を切り、キッチンペーパーでさらに拭き取ります。 - 塩漬けにする
保存容器にしその実と粗塩を交互に入れ、密閉します。冷蔵庫で1日〜数日で完成。
しその実の塩漬けの保存方法と賞味期限
冷蔵保存
密閉容器に入れて冷蔵すれば、約3〜4ヶ月は保存可能です。ただし取り出す際は、清潔なスプーンを使いましょう。
冷凍保存もOK
長期保存したい場合は、冷凍保存も可能です。小分けしてラップやフリーザーバッグに入れ、冷凍庫へ。使う分だけ取り出せて便利です。
塩漬けしその実の活用アイデア5選
1. ご飯に混ぜて「しその実ごはん」
炊き上がったご飯にしその実を混ぜるだけで、香りと食感が引き立つ絶品混ぜごはんに。塩味が効いているので、他に味付け不要。
2. 卵焼きの具として
塩抜きしたしその実を卵に混ぜて焼けば、風味豊かな和風卵焼きに。お弁当にもぴったり。
3. パスタのアクセントに
和風パスタに塩抜きしたしその実をトッピングすれば、旨味と香りがプラスされ、ワンランク上の仕上がりに。
4. しその実とじゃこの炒め物
ごま油でしその実とじゃこを炒めれば、ご飯が進むおかずに。おつまみにもおすすめ。
5. しその実と大根の浅漬け
大根を薄切りにして、しその実とともに浅漬けに。さっぱりとした味わいが食欲をそそります。
しその実を佃煮にする方法も人気
塩漬けしたしその実をベースに、醤油・みりん・砂糖で甘辛く煮詰めた「しその実の佃煮」もおすすめです。
しその実の佃煮・簡単レシピ
【材料】
- 塩抜きしたしその実:100g
- 醤油:大さじ2
- みりん:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- ごま:お好みで
【作り方】
すべての材料を小鍋に入れて、弱火で5〜10分ほど煮詰めれば完成。ご飯のお供にぴったり!
しその実の収穫時期と家庭菜園での育て方
収穫のタイミング
一般的には、9月〜10月頃に収穫が適しています。花が咲き終わり、まだ青くて柔らかい実がついている時期がベスト。
家庭菜園のポイント
しそは発芽力が強く、プランターでも育てやすい植物。収穫後の利用まで考えると、葉だけでなく穂じそやしその実も活用できるため、無駄がありません。
よくある質問(Q&A)
塩抜きの時間はどのくらいが適切?
しその実の塩漬けを料理に使う際には、塩抜きが必要になることがあります。目安としては、水に10〜15分ほど浸けておくだけでOKです。途中で軽く味見をして、塩気がちょうど良いと感じたタイミングで水を切れば大丈夫。塩加減はお好みに合わせて調整しましょう。
市販のしその実の塩漬けはどこで買える?
最近では自家製にする人も増えていますが、市販のしその実の塩漬けも手軽に購入できます。全国のスーパーや道の駅の物産コーナー、または楽天市場・Amazon・ふるさと納税サイトなどの通販でも取り扱いがあります。添加物が気になる方は、無添加・無着色タイプの商品を選ぶと安心です。
赤じその実でも塩漬けにできるの?
赤じその実でも塩漬けは作れます。ただし、香りの強さでは青じその方がやや勝ります。その代わり、赤じその実は色味が美しく、料理の彩りや見た目のアクセントとして優れているのが特徴です。香りよりもビジュアルを重視したい場合には、赤じその実の塩漬けもおすすめです。



まとめ しその実の塩漬けは香りと食感の万能保存食
しその実の塩漬けは、日本人の味覚にぴったりな風味と食感を持つ万能調味料です。ご飯に混ぜたり、炒め物やパスタのトッピングにしたりと、活用方法は無限大。保存が効くので、家庭菜園で収穫したしその実を無駄にせず、長く楽しむことができます。
ぜひ、あなたもこの秋、自家製の「しその実の塩漬け」に挑戦してみてはいかがでしょうか?一度その魅力を知れば、冷蔵庫に常備しておきたくなること間違いなしです。

