贈る前に知りたい!カーネーションに込められた意味と花言葉とは?
母の日をはじめ、お祝いの場面でよく登場する「カーネーション」。色とりどりの美しい花は、贈るだけで喜ばれる存在ですが、実は「花言葉」や「色ごとの意味」を知らずに贈ると、ちょっとした誤解を生んでしまうことも。
この記事では、「カーネーション 花言葉」「カーネーションの色の意味」「カーネーションの由来」「母の日 花言葉」「贈るときの注意点」などを織り交ぜながら、贈る前にぜひ知っておきたい情報をわかりやすく解説します。
カーネーションの基本情報|どんな花?どこで生まれた?
カーネーション(Carnation)は、ナデシコ科ナデシコ属の多年草で、学名は「Dianthus caryophyllus」。原産地は地中海沿岸とされており、ヨーロッパでは古代ギリシャ・ローマ時代から親しまれてきた歴史があります。
花の形はフリルのように波打つ花びらが特徴的で、赤・ピンク・白・黄色・紫・オレンジ・青など、非常に多くのカラーバリエーションがあります。
カーネーションの花言葉|全体に込められた意味
まず、色を問わずカーネーション全体に共通する花言葉をご紹介します。
- 「無垢で深い愛」
- 「母の愛」
- 「感謝」
このように、愛や感謝、母性を象徴する花言葉が中心です。特に「母の愛」は、母の日にカーネーションが定番となっている理由のひとつです。
色別カーネーションの花言葉|知らないと怖い意味も?
カーネーションは色によってまったく違う花言葉を持ちます。中には注意が必要な意味を持つ色もあるため、贈る前にぜひチェックしておきましょう。
◆ 赤いカーネーションの花言葉
- 「母への愛」
- 「真実の愛」
- 「尊敬」
最も定番の赤。母の日に最も贈られている色です。情熱的な愛や敬意を表すため、母親だけでなく、お世話になった女性への感謝の花としてもぴったり。
◆ ピンクのカーネーションの花言葉
- 「感謝」
- 「温かい心」
- 「女性の愛」
優しいピンク色は、柔らかいイメージにぴったりの花言葉が並びます。母の日や誕生日、出産祝いなど、女性に贈る花として非常に人気があります。
◆ 白いカーネーションの花言葉
- 「尊敬」
- 「純潔の愛」
- 「私の愛は生きています」
白は清らかで高貴な印象ですが、実は「亡き母を偲ぶ」という意味もあり、故人への供花として用いられることが多いです。母の日に贈る際は、母親が健在の場合には避けた方がよいとされています。
◆ 黄色のカーネーションの花言葉
- 「軽蔑」
- 「嫉妬」
- 「拒絶」
一見明るく元気な印象ですが、ネガティブな花言葉が強く含まれるため注意が必要です。ビジネスでのお祝い事や、恋人への贈り物には不向きとされています。
◆ 紫のカーネーションの花言葉
- 「誇り」
- 「気品」
高貴でエレガントな印象の紫色は、大人の女性に贈る花としておすすめです。上品な気持ちを伝えたいときにぴったりです。
◆ 青・水色のカーネーションの花言葉(染色花)
- 「永遠の幸福」
- 「奇跡」
自然界には存在せず、染色によって作られたカーネーションです。珍しさもあって人気があり、サプライズギフトや特別な日の贈り物に適しています。
カーネーションと母の日の関係|なぜ贈るようになったのか?
「母の日にカーネーションを贈る」という習慣は、アメリカのアンナ・ジャービスという女性が、亡き母を偲んで教会で白いカーネーションを配ったことが始まりと言われています。
この行動がきっかけで1908年、アメリカで「母の日」が制定され、次第に世界へ広まっていきました。
日本では昭和初期に広まり、戦後にはデパートの商戦を通じて「母の日=カーネーション」が定着しました。現在では「赤いカーネーションを贈る」ことが一般的ですが、母が亡くなった人は「白いカーネーションを飾る」こともあります。
贈るときの注意点|カーネーションのNGとマナー
● NGな色選び
前述したように、「白」や「黄色」は誤解を生む場合があります。メッセージカードを添えて意味を伝えれば大丈夫なこともありますが、迷ったら赤やピンクが無難です。
● 1本でもいい?本数の意味は?
基本的には何本でもOKですが、「1本=あなたしかいない」「3本=愛しています」「12本=感謝の気持ち」など、バラと同様に本数に意味を持たせることもあります。特にこだわりがなければ、奇数本(3本・5本など)がおすすめです。
● ラッピングとメッセージ
カーネーションは茎が丈夫で花持ちもよいため、ブーケにしやすい花です。贈る相手の年齢や好みに合わせてラッピングの色を選び、メッセージカードで気持ちを添えると、より心が伝わります。
カーネーションの育て方|自宅でも育てられる?
贈るだけでなく、自宅で育てることもできるカーネーション。ここでは簡単な育て方をご紹介します。
- 日当たり: よく日が当たる場所を好みます。室内では南向きの窓辺がおすすめ。
- 水やり: 土の表面が乾いたらたっぷりと。過湿に注意。
- 土と肥料: 水はけのよい培養土を選び、月に1〜2回の追肥を行います。
- 剪定: 花が終わったら花がらを摘み取ることで、長く楽しめます。
多年草なのでうまく育てれば来年も花を咲かせてくれることがあります。
よくある質問とその答え|カーネーションを贈る前に知っておきたいポイント
母の日に白いカーネーションを贈ってもいいの?
母の日といえばカーネーションですが、その色選びには注意が必要です。特に白いカーネーションは「亡き母に捧げる花」として知られており、母親が健在である場合に贈るのは避けるのが一般的です。白色は清らかで美しい印象を持つ反面、追悼の意味を含んでしまうため、相手に誤解を与えてしまう可能性があります。母の日には、赤やピンクのカーネーションを選ぶ方が無難で安心です。
男性にカーネーションを贈っても変じゃない?
「カーネーション=女性に贈るもの」というイメージが強いかもしれませんが、男性に贈ってもまったく問題はありません。実際に父の日に花を贈る人も増えており、カーネーションもその対象となっています。ポイントは色合いとラッピングの工夫です。例えば、落ち着いた色味の青や紫、シンプルなラッピングを選ぶことで、男性にも喜ばれる贈り物になります。特に青いカーネーションは「奇跡」や「永遠の幸福」といった意味が込められており、父の日のギフトとして注目されています。
花言葉は日本と海外で違うの?
カーネーションの花言葉は、日本でも海外でも基本的には「愛情」「感謝」「母の象徴」といった共通のイメージが持たれています。ただし、文化的な背景や宗教的な価値観の違いによって、ニュアンスが異なる場合もあるため、贈る相手が外国人の場合や海外で購入する場合は、現地の意味も確認しておくと安心です。たとえば、特定の色に対する解釈や好まれる花のスタイルに違いがあることもあります。
まとめ|カーネーションは「気持ちを花で伝える」最高の贈り物
カーネーションは、その美しさだけでなく、「気持ちを伝える花」として非常に優れた存在です。特に母の日には「感謝」を、誕生日や敬老の日には「尊敬」や「愛情」を込めて贈ることができます。
ただし、色によって花言葉が大きく異なるため、相手との関係性やシーンに応じて、適切なカラーを選ぶことがとても大切です。
ぜひ、この記事を参考に、大切な人へ想いを込めた一輪を選んでみてください。

