大根は主に冬に収穫される野菜ですが、春になると可憐な花を咲かせることがあります。
白や薄紫の美しい花が見られる季節はいつごろなのでしょうか。
また、花が咲いた大根はすでに収穫時期を過ぎていると言われますが、実際に食べることはできるのか、気になるポイントを詳しく解説していきます。
大根の花が咲くのはいつ?花が咲いた後の大根はもう食べられない?
大根は、煮物やサラダ、大根おろしなど私たちの日常の食卓に欠かせない野菜の一つです。
スーパーや八百屋では一年を通じて目にする機会が多い大根ですが、実は冬の寒い時期が最も美味しい旬の季節です。寒さによって甘みが増し、煮物やおでんにすると格別の美味しさになります。
ところで、大根にも花が咲くことをご存知でしょうか?
小さく白や薄紫の可愛らしい花は、春の4月~5月頃に見かけることがあります。大根はアブラナ科の植物で、菜の花の仲間でもあり、花は春を象徴する季語としても知られています。七草粥で使われる「スズシロ」も大根の一種です。
しかし、大根に花が咲くと収穫適期を逃した状態となり、味が落ちてしまいます。美味しい大根を味わうためには、花が咲く前に収穫することがポイントです。花が咲いてしまった場合は、なるべく早めに収穫し、味や食感が大きく落ちる前に利用するようにしましょう。
大根の旬の季節はいつ?
大根は一年中スーパーで手に入る便利な野菜ですが、最も美味しい旬の季節は12月~2月の冬場とされています。
大根は季節ごとに、
– 春大根
– 夏大根
– 秋冬大根
の3つに分けられ、それぞれ特徴があります。また、日本は地域によって気候が異なるため、種まきや収穫の時期には多少の差があります。
大根に花が咲いたら「とうが立つ」とは?
大根は花が咲く前のタイミングが一番美味しいとされています。
花が咲いてしまった大根は栄養分が花の方へ送られ、大根自体の味や食感が落ちてしまいます。こうした状態を「とうが立つ」と言います。
とうが立つと、大根の中に空洞(ス)が入り、筋っぽく硬くなります。これが進むと、大根は美味しくなくなってしまいます。せっかく育ててきた大根を美味しく食べるためには、花が咲く前のつぼみの段階で収穫することが大切です。
花が咲いた大根は食べられるの?
大根に花が咲き「とうが立った」状態になると、食べられないわけではありませんが、味や食感がかなり落ちてしまいます。煮物やおでんに使っても硬くて美味しくありません。
大根そのものは冬が旬ですが、花が咲いた後の大根は味が落ちてしまうため、できるだけ早く収穫するのがおすすめです。
大根の花は食べられる?
一方で、大根の花自体は食べることができます。大根の花は菜の花と同じアブラナ科の植物で、おひたしや漬物として美味しく食べられます。
ここまで、大根の花が咲いた場合の影響についてご紹介しましたが、美味しい大根を楽しむためにも、花が咲く前に収穫しましょう。

