夜中に目を覚まし、側に大きなムカデがいるという恐怖体験は、考えただけでも身震いがしますね。多くの人がそんな想像に恐怖を感じることでしょう。
一般に、「寝るときは電気をつけておくとムカデが寄りつかない」とされていますが、実際にはそれだけでムカデを防げるわけではありません。もっと効果的な方法を知っておくことが重要です。
この記事では、ムカデが近寄らない工夫と、もし近寄ってきた場合に安全を確保する方法を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
ムカデは夜行性の生き物で、昼間は土の中や湿度が高い場所で隠れています。家の中でムカデを見つけた時、電気をつけると一時的に逃げることはありますが、これはムカデを完全に追い払う方法ではありません。実際、ムカデは光よりも湿度や温度といった環境条件により影響を受けます。そのため、電気をつけた部屋でも必ずしもムカデが逃げ出すわけではありません。
夜にムカデに遭遇してしまった場合、その部屋とは別の場所で寝ることをお勧めします。
ムカデとの遭遇を防ぐための即効性のある対策
ムカデの遭遇を避けるためには、電気をつけて寝るだけでは不十分です。ここではムカデが寄り付かない環境を作るための具体的な方法を紹介します。
部屋を清潔に保つことが重要
ムカデは湿気と食料が豊富な環境を好みますので、湿度を低く保ち、食べかすや生ごみはすぐに片付けましょう。また、ムカデは肉食で他の虫も食べるため、虫が出る環境はムカデを引き寄せます。徹底的な掃除で虫を寄せ付けない環境を作ることがムカデ防止につながります。

家の隙間を塞ぐこと
ムカデは数ミリの小さな隙間からでも侵入することができるため、隙間を見つけ次第、テープやネットでしっかりと塞ぐ必要があります。排水溝には蓋をし、換気扇にはフィルターを設置すると良いでしょう。
ヒノキの香りがする防虫剤を使用する
ムカデはヒノキの香りを嫌がるため、この香りを放つ防虫剤を使うことでムカデだけでなく、ダニやゴキブリなど他の害虫も寄せ付けません。さらにヒノキの防虫剤は雑菌の繁殖を抑え、悪臭の発生も防ぎます。

虫除けスプレーの準備も有効
特に「ディート」成分が含まれるスプレーは、使用に際して年齢や使用回数の制限があるため、製品を選ぶ際には成分を確認しましょう。
さらに、ハッカ油スプレーも効果的です。ハッカ油に含まれる「L-メントール」は、ムカデをはじめとする虫の忌避に役立ちますが、使用する際には濃度を適切に薄め、肌や布に直接触れないよう注意が必要です。
蚊帳の使用
小さなお子様がいる家庭では、蚊帳の使用をおすすめします。ムカデからの保護だけでなく、他の害虫からも保護することができます。ワンタッチ式の蚊帳は簡単に設置でき、様々なサイズがありますので、家庭のニーズに合わせて選ぶことができます。
ムカデに咬まれた場合の適切な応急処置方法
ムカデに咬まれてしまった際は、すぐに適切な対処を行うことが非常に重要です。手順を詳しく解説します。
まずは、約43度のぬるま湯で咬まれた部分を丁寧に洗浄します。これは子供が咬まれて泣いている場合でも同様で、念入りに洗うことで皮膚に残った毒を洗い流し、痛みの増加を抑えることができます。
次に、特に大きなムカデに咬まれた場合や子供が被害に遭った場合は、アナフィラキシーショックのリスクが高まるため、速やかに医療機関を受診することが重要です。事前に虫刺されに強い対応をしてくれる医療機関を探しておき、救急医療施設の情報を把握しておくと良いでしょう。
ムカデがいる場合の対策としては、電気をつけて寝るのは一時的な解決策です。ムカデが好まない環境を作り出し、家の中の湿度を低く保つことが基本です。特に子供がいる家庭では、ムカデから守るための安全対策として、蚊帳の使用や速効性の虫よけスプレーを準備しておくことが効果的です。
万が一の咬傷に備えて、ムカデに咬まれた場合の対処法を知っておくことも大切です。速やかに適切な処置を行い、ムカデの危険から自身や家族を守りましょう。

