幸運を引き寄せる南天の植え方 最適な方角とその縁起の良い理由を解説

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南天は日本で古来より縁起が良いとされる植物です。そのため、新年を祝うお正月には、装飾としてよく使われます。

毎年12月に入るとお正月の準備が始まります。この時期には、お正月用の花飾りや仏花にも南天を取り入れることが恒例となっています。

伝説によると、仙人がこの木の実を食べたことから、ナンテンは「難を転ずる」や「難産を安産にする」などの縁起の良い木とされ、厄除けとしても用いられます。正月の門松などにも使われることが多いです。

南天の花言葉、植える方角

ナンテン(南天)、またの名をナンテンショク、ナンテンジクといい、英語ではnandinaと呼ばれます。この植物は「私の愛は増すばかり」「良き家庭」という花言葉を持ち、縁起が良いとされています。

一般に、ナンテンは「南西」方向に植えると吉とされていますが、白実ナンテンは「北東(鬼門)、北、北西」方向が良いとされています。

また、特別な日にはナンテンの葉をお節料理や結婚式の祝い膳、出産祝いの赤飯などに添える習慣があります。ナンテンの葉に含まれる「ナンジニン」という成分が熱や水分と反応して微量の「チアン水素」を発生させ、食物の腐敗を防ぐ効果があるためです。

古くは、ナンテンをトイレの近くに植えてその葉で手を拭くことで清潔に保つ習慣もありました。

ナンテンは、中国が原産のメギ科の常緑広葉樹で、日本では関東地方以西に自生しています。日当たりが良く、肥沃な土地を好むこの木は、丈夫で病害虫に強いです。ナンテンは放置しても実がなりますが、雨季に花に雨が当たらないようにすることでより良い実りを期待できます。品種改良されたオタフクナンテンは実がならないので注意が必要です。

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南天が縁起が良いと言われるのはなぜ?

南天(ナンテン)が縁起が良いとされる根拠には、その名前、伝承、利用方法などが関係しています。具体的には以下の点が挙げられます。

1. 名前の語呂合わせ
南天の「ナンテン」は日本語で「難を転ずる」と語呂合わせされます。これは「困難や悪運を好転させる」という意味を持ち、厄除けや福を呼び込む木として親しまれています。

2. 伝承と象徴
古くからの伝説によると、仙人が南天の実を食べたことで長寿や不老不死の力を得たとされています。また、赤い実は魔除けや邪気を払う力があるとも考えられています。

3. 使用される場面
正月の門松やお祝い事の飾りに南天が用いられることが多いです。これらの行事は、新たな始まりや幸運を祝う重要な時であり、南天がこれらの場に選ばれること自体が、縁起の良さを象徴しています。

4. 植物の特性
南天の樹は育てやすく、病害虫に強いという点も、「苦難に強い」または「悪条件を乗り越える力がある」と解釈され、縁起の良い象徴とされてきました。

庭木としてナンテンを植えると、樹高が家のひさしより高くなるとお金が集まるという言い伝えもあります。

これらの点から、南天は日本の文化において、幸運を招く象徴的な植物として重宝されています。

南天の木を切ると災いが起こると言われるのはなぜ

「南天の木を切ると災いが起こる」という言い伝えは、日本の一部地域に存在します。この信仰の背景には、いくつかの文化的および宗教的な要素が絡み合っています。

1. 言葉の縁起
南天の木は「難を転ずる」とも言われ、これは「困難や災難を避ける」という意味があるとされています。そのため、この木を切ることは運を逆転させる行為として忌み嫌われることがあります。

2. 宗教的信仰としての保護
日本においては、自然物、特に樹木に神聖な力が宿るとされることが多く、特定の樹木は神聖視されることがあります。南天の木もそのような樹木の一つであり、そのために保護されるべき対象と見なされています。

3. 薬用としての価値
南天の木は薬用植物としても知られており、その実や葉が風邪や炎症を抑える効果があるとされています。この有用性からも、無闇に切ることを避ける風潮があるかもしれません。

このような理由から、南天の木を切ると災いが起こるという言い伝えが生まれ、地域によっては今でもそのような伝統が色濃く残っています。

漢方では、ナンテンは咳止めとして利用され、赤実でも白実でも効果があるとされていますが、白実の方が効き目が強いと言われています。ただし、ナンテンは有毒で、使用する際には注意が必要です。また、ナンテンの葉は酔い止めや口内炎、喉の痛みにも効果があるとされています。



 

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