ラベンダーグロッソの魅力を徹底解説!育て方から香りの楽しみ方・活用法まで
ラベンダーと聞くと、多くの人がその美しい紫の花と心地よい香りを思い浮かべるのではないでしょうか?その中でも特に人気を集めているのが「ラベンダーグロッソ(Lavandula x intermedia ‘Grosso’)」です。プロの農園や家庭の庭先でもよく見られるこの品種は、香りの強さや育てやすさにおいて高く評価されています。
本記事では、「ラベンダーグロッソ」の特徴や育て方、香りの楽しみ方から挿し木・剪定・収穫方法、さらには暮らしに役立つ活用術までを詳しくご紹介します。
ラベンダーグロッソとは?特徴と人気の理由
ラベンダーグロッソは、イングリッシュラベンダーとスパイクラベンダーの交配種で、いわゆる「ラバンディン系ラベンダー」に分類されます。
主な特徴
- 花穂が長くボリュームがある
- 強い芳香が持続する
- 暑さにも比較的強い
- 開花期が長い(6月~7月頃)
- 精油の含有量が多い
これらの特徴から、アロマテラピーやポプリ、ハーブクラフトの材料としても重宝されています。特に「香りを楽しみたい」「手間をかけずに育てたい」という方にぴったりの品種です。
ラベンダーグロッソの育て方|初心者にもおすすめの理由
ラベンダーの中には暑さや湿気に弱い品種もありますが、グロッソは比較的育てやすいのが魅力。以下に育て方のポイントを詳しくご紹介します。
1. 適した環境
- 日当たり:1日6時間以上の日照が必要。南向きの庭やベランダが理想。
- 風通し:風通しが悪いと蒸れて根腐れや病気の原因になるため、開けた場所で管理しましょう。
- 土壌:水はけの良い弱アルカリ性の土壌が好ましい。市販のハーブ用培養土や、赤玉土・腐葉土・砂をブレンドした土も◎。
2. 水やり
乾燥に強く、過湿に弱いラベンダーグロッソは、「乾いたらたっぷり」が基本。特に梅雨時や冬場の水のやりすぎに注意が必要です。
3. 肥料
春と秋に緩効性肥料を控えめに与える程度で十分。肥料が多すぎると葉ばかりが育ち、花付きが悪くなります。
ラベンダーグロッソの剪定と挿し木|美しい株を保つコツ
剪定のタイミングと方法
剪定はラベンダーの健康を保つ上で非常に大切な作業です。
- 春の剪定(3〜4月):冬越し後、枯れた枝や弱った部分をカット。
- 花後の剪定(7〜8月):開花が終わったタイミングで、花穂を切り戻しながら形を整える。
- 秋の剪定(10月頃):風通しと越冬準備のために軽くカットする程度に。
木質化した茎を切りすぎると株が傷むため、元気な葉を残す意識で。
挿し木での増やし方
ラベンダーグロッソは挿し木で簡単に増やせます。
手順:
- 元気な枝を10cmほど切り取る
- 下葉を取り、先端以外の葉を落とす
- 切り口を斜めにカットし、発根促進剤をつける
- 湿らせたバーミキュライトなどに挿す
- 半日陰で管理し、1か月ほどで発根
挿し木は5月~6月が最適です。親株に似た花を咲かせるのも魅力です。
ラベンダーグロッソの香りを楽しむ方法|収穫と乾燥のコツ
グロッソは香りの成分「リナロール」「カンファー」「酢酸リナリル」などが多く含まれ、爽やかでややスパイシーな芳香が特徴です。
花の収穫時期
- タイミング:つぼみが半分ほど開いた頃が最も香りが強い。
- 方法:朝の涼しい時間帯に、茎ごとハサミで収穫。
乾燥方法
- 花を下向きに束ねて吊るす
- 風通しが良く直射日光の当たらない場所に1週間ほど
- 完全に乾いたら密閉容器に保存
乾燥後も香りはしっかり残るため、クラフトやポプリ、アロマサシェにも活用できます。
ラベンダーグロッソの活用法|暮らしに取り入れるアイデア
1. ポプリ・サシェ
乾燥させた花を布袋に入れるだけで、引き出しやクローゼットが優しい香りに。虫除けにも効果的。
2. ハーブティー
グロッソはカンファー成分が強いため、ティーには不向きとされることもありますが、少量ならブレンドティーとして楽しめます。ペパーミントやカモミールとの相性が◎。
3. 手作りコスメ
ラベンダーの芳香蒸留水(ハイドロゾル)を手作りし、化粧水やルームスプレーに。肌が弱い方はパッチテストを。
4. アロマクラフト
精油を抽出してアロマディフューザーや入浴剤に。リラックス作用があり、ストレス緩和や安眠効果も期待されます。
よくある質問(Q&A)|ラベンダーグロッソの育て方で気になる疑問にお答え!
鉢植えでも育てられるの?
ラベンダーグロッソは鉢植えでも問題なく育てることができます。特にベランダガーデニングを楽しみたい方にもおすすめです。育てる際は「水はけの良い土」を選び、鉢の底に軽石などを敷くと根腐れ防止にもなります。また、風通しのよい場所に置くことがポイントです。2年に1度を目安に植え替えを行えば、長く元気に育ちます。
冬越しの注意点は?
寒さに弱い植物ではありませんが、寒冷地では冬の霜や凍結に注意が必要です。鉢植えの場合は冬の間だけ軒下や室内に移動させて管理すると安心です。地植えの場合は、株元にワラや腐葉土を敷く「マルチング」で防寒対策をすると、根が冷えにくくなります。春までの環境管理が、翌年の花付きにも影響します。
香りが弱く感じるのはなぜ?
ラベンダーグロッソの香りが以前より弱く感じる場合は、いくつかの要因が考えられます。たとえば、花の収穫タイミングが遅すぎると、香りの成分が飛んでしまうことがあります。また、肥料の与えすぎや日照不足も香りを弱める原因に。特に日照が不足すると、ラベンダー本来の芳香成分が十分に生成されなくなります。栽培環境をもう一度見直してみましょう。

まとめ|ラベンダーグロッソで香る暮らしをはじめよう
ラベンダーグロッソは、その美しい見た目と強く上品な香り、そして丈夫で育てやすい性質から、多くのガーデナーに愛されている品種です。育てる喜び、香りに癒される時間、そして暮らしに役立つ活用法と、たくさんの魅力が詰まっています。
ガーデニング初心者の方も、ぜひこの機会にラベンダーグロッソを育ててみませんか?日々の生活に、ほんの少しの「香りの贅沢」を添えてみてください。

